体験談 -1

住みながら快適な家にリフォーム 〜北海道札幌市・Hさん〜


押入れのひどい結露を解消したい

 この家で暮らし始めてちょうど10年。外装材の耐用年数は10年くらいと聞いていましたし、押入れ・窓回りの結露もひどかったことから、そろそろリフォームの時期だと考えていました。 妻の兄弟が家を建てた時に、使って良かったと話していた建材があったので聞いてみたら、その建材を製造販売しているメーカーが外断熱でのリフォームに最適な製品を販売しているとのこと。以前から外断熱に関心があったので、そのメーカーに問い合わせしたところ、断熱リフォームと外装材の更新を同時にできる外断熱外装材(『DAN壁(だんぺき)』・(株)ダンネツ製造販売)を紹介してくれました。

住んだままで工事が可能

 外断熱外装材を最初に見た時は普通の発泡スチロールのようだったので、正直「これで大丈夫かな?」と思ったりもしましたが、断熱材としてはすでに多くの住宅で採用実績があると聞いて、そんな心配は解消。既存のサイディングをはがすことなく施工でき、廃材がほとんど出ないのもエコでいいなと思いましたし、外装仕上げは20年間メンテナンス不用で、ヨーロッパでは40年以上の耐久性が確認されていると聞き、安心して使うことができました。
 工事期間は1ヵ月ちょっとでしたが、この建材はすべて家の外から工事するので、私たちは普段と変わらずこの家で暮らしていました。仮住まいの必要がないのは、気持ちが楽でしたね。

断熱リフォームで夏は涼しく

 メーカーの試算によると、この家と同じ規模・断熱仕様の家を同じように改修した場合、年間の暖房灯油消費量は1100リットル弱と、500リットル以上も少なくなるとのこと。この冬は少ない暖房費で暖かく結露のない暮らしができるのを楽しみにしていますが、実はもうすでに断熱リフォームの効果を実感しています。それは30℃を超える日が珍しくなかった今年の夏、トイレの中や階段下のクローゼットがとても涼しいからなんです。
 今回のリフォームによって、外壁の断熱はこれまで柱間に入っていたグラスウール100mmに外断熱外装材50mmを合わせて150mmに。北側はさらに50mm厚い200mmです。天井や床の断熱も補強しました。トイレやクローゼットは日差しが入ることもないので、断熱が厚くなった分だけ外の熱をしっかりシャットアウトできるようになったのでしょう。 クロス張り替えなどの工事も含めて400万円ほどの費用がかかり、このうち外断熱外装材の施工費用は200万円ほど。お隣さんもこの家のリフォームに興味をもって見ていらっしゃいましたが、私たちと同じように断熱リフォームしたいという方がいれば、外断熱外装材をお勧めします。

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